セルフライナーノーツ

Catch-up Time ~Original version~

すごくキャッチーでポップな感じもする曲です。
でも、ロックな感じもちゃんとあったりで金武アレンジで素晴らしく仕上がりました。

タイトルを直訳すると巻き返しの時間。
ここ何年間かやりたいことができないもどかしさがありました。
僕は僕なりにもがいていたんですが、全然うまくいかなくて。

でも、去年あたりからパズルがどんどんはまっていく感覚がして。

これを逃しちゃいけない。くすぶっていた時間を取り戻す!
そんな意味を込めて作った曲です。

こう書くとネガティブな感じになってしまいますが、
すごく前向きにとらえてこれからやっていくぞ!って
希望を持って作った曲です。

今から独りでのやり直しなので、決意の意味も込めてアルバムのタイトルにもしました。

Feel It
ファンキーロックなチューン。
これはどちらかと言うと、怒りですねw
この曲で俺の気持ち感じろーー!みたいなw
怒りは一つの感情として大事なので。ははは。

ウクレレシーンに新しい感じを提示したくてかなり試行錯誤しました。

最初のリフが思い浮かんでからその後に中々発展できずにいたのですが、
furaniさんが試しに提示してくれたコードがこれまたかっこよくて。
そこからどんどん広がってメロディができ、そのあとに金武さんのアレンジでこれまた素敵に仕上げてくれましたよー!

Summer Brite
もう10年ほど前に作った曲ですね。

この曲で生徒さんがウクレレコンテストの本選に出てくれました。
2015年にはこれまた生徒さんたちがウクレレピクニックで演奏してくれたりと、生徒さんの中ではおなじみの曲です。

曲名の由来は、夏を表現したくて、Summerなんとかって名前にしたくて。
家にある文字を色々捜してたら、「Coffee Brite」の文字が。

おーSummer Brite。

なのでBrightではなくBriteです。

苦情が来ないことを祈っておりますw

当初よりボサノバよりになって、ポップボサと言う感じでしょうか。

Paradise Gate
Bandの1stアルバムにも収録されている曲で僕にとってはリメイクです。
Band音源の出来に納得いかないってのもありますが。
金武さんのアレンジにかかったらどうなるんだろ?って言うのが一番の動機だったかもしれない。

ドラムが入ることによってかなりタイトに仕上がったと思うし。
コードもかなりいじってくれました。

そしてアルバム全体に言えることなのですが、再現可能なように余計なウクレレを追加しないようにしていて。
とりわけこの曲はウクレレは一本のみで弾いてます。

例えばここだけもう一本足してと言うようなことはこの曲では皆無。

かなり潔いアレンジになってますよ。

Early Spring
こちらも10年ほど前に作った曲。
知り合いのブルースマンの先輩が結婚されるって言うことで。
披露宴で演奏してくれと頼まれたのですが、他にも先輩ミュージシャンいたし。
断っていたのですが、それならご両親への手紙を新婦が読むときにBGMでという打診でやらせてもらいました。

言葉に詰まったりしたら時間が読めないし臨機応変に対応できるようにということもあったし、
なによりせっかくのお祝いなのでオリジナルを演奏しようと。

そして出来上がった曲です。

こちらも生徒さんにはおなじみの曲です。

金武さんの提案で、ウクレレとエレピのみで構成されてます。

Breathe Again
アルバムの曲中最後に出来上がった曲です。
なんなら6曲くらい仕上がっていてさーあと1曲で終わりかな?って時に急遽追加しました。

さびしい感じもするかもしれませんが、かなり情熱的なところもあったりで。
でも秋の始まりを感じさせるような。
うーん我ながら良い曲描きましたw

コード進行も今まで使ったことないコードをチャレンジしてみました。
そこから金武さんのアレンジがこれまた良いんだな~。
これがあるとないのとではアルバムの雰囲気もまた違ってきてたかもしれない。

Catch-up Time ~Immortal version~
アルバムのタイトルチューンの別バージョン。
金武アレンジ炸裂です!
アフリカンなリズムをちりばめ、最後には遠い大地に思いを馳せるように唄う。

聴いた瞬間、アフリカの大地。見渡す地平線。夕焼けにバオバブの木。キリン。
すごくはっきりとして情景が思い浮かんできた。
Originalとこちらどっちを採用するのかすごく迷いに迷って。

あ。

両方入れればいいじゃん!

みたいな。単純なことにきづかなかったw
そしてタイトルどうしよかとなり。

金武さんがヨルバ語が良い!と。

でもネットで調べてもマイナーすぎて出てこない。

Facebookでヘルプしたら福岡の友達が、フランス経由できいてくれた!

Mura Lati gba akoko(ムラ ラティ バ アココ)

失っていた時間を取り戻すって意味をヨルバ語にしてもらいました。

だけど、なんか曲名ぽくないので泣く泣くタイトルにするのをあきらめて。

第二候補だったImmortal(不屈の・不滅の)というversion違いとして出すことにしました。

でも、なんかうれしかったなぁ。

この曲のfuraniさんのピアノすげーかっこよくて気にいってます。炸裂しましたね!

悲しみの夜が明けて
唯一のボーカル曲。
最初はインストのアルバムにする予定だったんだけど。
レコーディングしながらライブで少しづつ歌を唄っていたし、やっぱり入れたいなーって。

で、モチーフが思いうかんだらだだだーっとわりとすぐ作れた。
furaniさんに聴いてもらったらほめてくれて。

で、Emi U Laughのひろえちゃんにアルバムに入れたいんだけどでも、金武さんなんていうかな?って

自分のアルバムなんだから自分の好きにやりなよーって。

で、酔っぱらったついでにデモ聴いてもらったら。

一節くらいで「これいれよう」って金武さん。

レコーディング期間中一番緊張して一番うれしかった瞬間でしたw

コーラスには、金武功、furani、小林宏衣(Emi U laugh)豪華でしょ!メインが僕ってwww
この曲は、アルバムコンセプトの意味が歌詞にそのままつまってる気がします。

あえて説明はしないですけどね!